お知らせ

最新のニュース(ips細胞による網膜再生)

2017年4月10日

(滲出型)加齢黄斑変性の患者さんに他人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った網膜色素上皮細胞を移植する手術が行われました。
ips細胞を患者本人から作成する場合、準備に一年以上必要であるのに対し、同種移植の場合、マッチングを行えば、約2ヶ月程度で準備が整うようです。また、複数のips細胞を同時にふやしておくことが出来るため、一個体当たりの作成費用も安くなる利点があります。
今回の手術も自家移植の場合と同様で、まずは安全性を確かめるのが目的となります。移植した細胞が生着するかどうかや腫瘍にならないかなどを検証し、そのうえで視力を維持できるかを検討していきます。移植の成否などは、経過を見る必要があるため、二、三年は必要になるようです。
ゆっくりですが、着実にすすんでいるようで将来が楽しみです。

「白内障手術なら日帰り手術ができる 川村眼科へ」

「JR八尾駅から南西に徒歩3分 川村眼科へ